アシアナ基金は、アフガニスタンのストリートワーキングチルドレンセンター「ASCHIANA」の支援を行っています。
アシアナ基金
アフガニスタンの人々
アシアナの子ども達とアシアナ基金のメンバー
プログラム・マネージャーのナザル氏と子ども達、アシアナ基金のメンバー

2007.08.07
アシアナ・レポート
―アシアナの子ども達と―

 アシアナの3人の子ども達が、あしなが育英会主催の「日本と海外遺児の心の癒し交流会(サマーキャンプ2007)」に参加のため来日した。
 8月7日、アシアナ基金のメンバーは東京に滞在中のアシアナの子ども達とプログラム・マネージャーであるナザル・モハマド氏に面会をし、アシアナの現状などを伺う。

 アシアナは、カブールでは9つのセンターを運営。マザリシャリフ、ヘラートなどの地方都市においても活動を進めている。アシアナのメインオフィスはカブールのシャヒルナウ地区の女性省隣りに移転。但し、資金の目処が立たず建物の建設は始まっていないという。

 子ども達は、市場でジュースや袋を売る仕事の合間に1日4時間、アシアナで国語、算数、絵画、音楽などを学んでいる。来日した子ども達、ナジブ、ファリマ、ロミラから伺ったアシアナでの勉強、仕事、将来の夢について、以下に紹介したい。

ナジブ(Najib) (男、11歳)
叔父の家族と同居しています。朝7時から12時、野菜売り場で袋(1袋の値段は2アフガニ)を売っていて、午前の仕事を終えるとアシアナのセンターで昼食を取り、午後1時から4時までの間、アシアナで勉強。アシアナではコーラン、パシュトゥン語、ダリ語、絵画など習っています。アシアナでの勉強終了後、再び野菜売り場に戻り、午後7時まで袋を売る仕事をします。アシアナでは柔道も習っていて、将来の夢は警察官になることです。
ファリマ(Farima) (女、12歳)
私は、朝7時から12時まで市場でジュースを売っています。アシアナで昼食を取った後、4時まで勉強。絵画や音楽も習っています。数年前父を失い、母、2人の妹と1人の弟と一緒に生活しています。将来の夢は学校の先生になること。
ロミラ(Romillah) (女、11歳)
朝7時から12時までの間、アシアナでパシュトゥン語、ダリ語、音楽などを学んでいます。アシアナで昼食後、市場で袋を売って仕事をしています。1日に20枚くらいの袋が売れます。父は既に亡くなっていて、母、兄、弟と3人の妹と暮らしています。将来の夢は医者になることです。
アシアナの子ども達
左からアシアナのナジブ、ファリマ、ロミラ
 
 現在、アシアナ基金は今後の中長期の活動方針を決めるために、今年中に調査のため現地を訪問する予定である。
 
 アシアナ基金 | ASCHIANA | 帰国報告  記事 | お問合せ |  HOME |
事務局:大阪市城東区鴫野西2-5-5-306
Aschiana Fund web Support:OFFICE TOMOE
Copyright (c) ASCHIANA FUND.2003-2014 All Rights Reserved.
アシアナ基金の設立までの道のりと、目的について ASCHIANA(アシアナ)とは アフガニスタンチャリティーコンサート帰国報告 ミュージシャン岡野弘幹が見たアフガンの子供たち アシアナ基金についてのお問合せ 最初のページへ