2025年2月、エバ-マリア・ホーベン氏と友惠しづねと白桃房・加賀谷早苗の共同作曲作品“haikus for three”及び“haikus for resonances”が招聘参加するドイツ公演、ライブ配信のご案内を申し上げます。
上演作品は古典の俳句から自作の英語俳句をスコアとし、俳句の振動をテーマにした、俳句、現代音楽、舞踏/声、漆書の共演となる意欲作です。
昨夏、ヴァンデルヴァイザー楽派主催の学際的現代音楽フェスティバル「KLANGRAUM」にて “haikus for two” と題し、エバ-マリア・ホーベン氏と加賀谷早苗の二人の共演で上演されました。その取り組みに続き、トリーア現代音楽アートフェスティバル “OPENING25” では、クラリネットのケイティ・ポーター氏を迎え、“haikus for three”として世界初演、三人のコラボレーション(ポータティブ・オルガン、クラリネット、舞踏/声)が展開されます。
さらに、ニュルンベルク公演では、ホルンが加わり、さらなるアンサンブルへと広がっていきます。
ニュルンベルク公演は、芸術監督・ウィルフリード・クルーガー(Wilfried Krüger)氏率いるニュルンベルグ市を拠点とする文化施設「ペグニッツシェ―ファー・サウンドコンセプト(Pegnitzschäfer Klangkonzepte) 」による現代音楽・アート・ダンスのプログラム、2025年のコンサート・シリーズにおける招聘公演“haikus for resonances”世界初演となります。ホルンは、当施設の芸術監督・ウィルフリード・クルーガー氏の参加によります。
この2つの公演はライブ配信を予定しております。空間芸術である現場の臨場感にはかなわぬことと存じますが、ご寛容にご高覧くだされば幸いでございます。ご感想などもお寄せくだされば、大変励みになり歓迎されます。
なお、プライベート・レジデンス・コンサートでは、エバ・マリア・ホーベン氏が加賀谷早苗のために作曲したピアノ曲「meditations sur le piano 15」の上演や、加賀谷早苗による舞踏と一絃琴演奏を予定。(当コンサートのライブ配信は非公開でございます。)
各公演の概要とライブ配信の情報は下記をご参照ください。
2025年2月ドイツ公演【ライブ配信】のご案内
1.ドイツのトリーア現代音楽アートフェスティバル “OPENING 25” http://opening-festival.de
“haikus for three” 世界初演
2025年2月9日 (日) 16時 ドイツ現地時間 (日本時間 2月10日(月)0時)
haikus for three
エバ-マリア・ホーベン(オルガン)
加賀谷早苗(舞踏/声・漆書)
ケイティ・ポーター(クラリネット)
Sonntag | 9. Februar | 16:00 | Angela Merici Gymnasium / AMG
HAIKUS FOR THREE - Eva Maria Houben
Eva Maria Houben / Orgelportativ
Sanae Kagae / Butoh-Tanz
Katie Porter / Bassklarinette OPENING 25 http://opening-festival.de