来る2020年4月4日、5日、私ども「友惠しづねと白桃房」舞踏団主宰・芸術監督の友惠しづねが2006年、2010年の2回にわたり演出を担ってまいりました南管オペラ「朱文走鬼」が台湾戯曲センターにてリバイバル上演されます。
2006年台湾の台北国立実験劇場にて初演された台湾・中国・日本の共同作品「朱文走鬼」は第5回台新芸術賞パフォーミングアーツ部門大賞を受賞し、2010年にパリの “FESTIVAL DE L’IMAGINAIRE”に招聘され、国立オペラ・ド・バスチーユで上演されました。
台新芸術賞大賞の受賞理由では次のように述べられています。「『朱文走鬼』は、江之翠劇場と日本の友惠しづねと白桃房による共同作品。中国の古典と、日本の舞踏の美が融合し、とても純粋且つ成熟した芸術作品を生んだ。江之翠劇場の十幾年の努力が実った代表作品となる。実験的創作の貴重な結果を成すと同時に、江之翠劇場と友惠しづねと白桃房の合作により、文化の融合を見せてくれた。」
この度、10年の時を経て、幽霊と人間の時空を超えた恋愛物語「朱文走鬼」が再演されます。音楽家の演奏が物語を導き、俳優陣の深みを増した演技と舞踏の美が見事な融合を見せます。
下記に公演の概要をご案内いたします。
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